夫のこだわり
発達障害の特性のひとつに「こだわり」というものがあります。
きっと、カサンドラ妻の皆さんの夫さんにも、
妻からすれば理解不能なさまざまなこだわりがあるでしょう。
そこで、今日は十数年前、
まだ私が新婚時代に経験した夫のこだわりエピソードをご紹介します。
大抵の男性は、家事をすることが面倒だと感じておられるのではないでしょうか。
学校で男女ともに家庭科を習ってきた世代より、
昔の男性に限った話なのかもしれませんが。
ちなみに私の夫は、現在55歳。
その世代の男性を想定して読んでくださいね。
結婚して早々、私よりもずいぶん大きな夫のTシャツをたくさん洗濯し、
綺麗に干し、丁寧にたたんで、タンスの引き出しにしまった私。
きっと、夫はこれまで自分で洗濯をしていた面倒から解放されたことに喜び、
感謝してくれるだろう…と、夫の帰宅を待っていました。
予想通り、夫は「おっ! 洗濯してくれたんや。ありがとう」
と、やさしい言葉をかけてくれたのですが、
タンスの引き出しを開けた途端、態度が豹変。
「なんや、これは! たたみ方が違う!!」と言ったかと思うと、
やおら引き出しを引っ張り出し、その引き出しをひっくり返して、
綺麗にたたんでしまっていたTシャツをすべて畳の上にばらまいたのです!
この、異常な行動に私は絶句。呆気にとられて固まってしまいました。
そして夫は、ブツブツと独り言をいいながら、
自分のたたみ方ですべてのTシャツをたたみ直して片づけたのです。
そして、さっきまで怒りに満ちていたかと思えた夫の機嫌はすっかり直り、
夕食を普通に食べました。
この出来事があってから、結局私は別居するまでの間、
1度たりとも夫のTシャツをたたむことはありませんでした。
洗濯をして干すところまではやりますよ。 ハンガーからもはずします。
でも、たたまずに、乾いたTシャツを重ねて置いておき、
夫が自分で好きなようにたためる状態で放置しておくのです。
すると夫は私が「たたんでね」と言わなくても、文句も言わずにたたむわけです。
私は「たたんで文句を言われる」という不条理な状態から解放され、
「たたまなくてもよいのに怒られずに済む」という
嬉しい状態を増やすことになりました。意図することなく…。(笑)
ちなみに、家庭裁判所の家事調査官の方は、
「発達障害の方の話でよく聞くのは、
タオルのたたみ方にこだわりがあるということですね~」とおっしゃっていました。
うちの夫の場合は、タオルにはこだわりがなかったのですが、Tシャツが…。(笑)
皆さんのお宅でも、なにか似たようなことがおありなのでは?
こちらが相手に合わせて頑張るのではなく、
相手が機嫌よくやってくれることは任せてしまって、自分の仕事を減らすというのも、
カサンドラ状態を軽くするためにはよい方法かもしれませんね。
~つづく~

きっと、カサンドラ妻の皆さんの夫さんにも、
妻からすれば理解不能なさまざまなこだわりがあるでしょう。
そこで、今日は十数年前、
まだ私が新婚時代に経験した夫のこだわりエピソードをご紹介します。
大抵の男性は、家事をすることが面倒だと感じておられるのではないでしょうか。
学校で男女ともに家庭科を習ってきた世代より、
昔の男性に限った話なのかもしれませんが。
ちなみに私の夫は、現在55歳。
その世代の男性を想定して読んでくださいね。
結婚して早々、私よりもずいぶん大きな夫のTシャツをたくさん洗濯し、
綺麗に干し、丁寧にたたんで、タンスの引き出しにしまった私。
きっと、夫はこれまで自分で洗濯をしていた面倒から解放されたことに喜び、
感謝してくれるだろう…と、夫の帰宅を待っていました。
予想通り、夫は「おっ! 洗濯してくれたんや。ありがとう」
と、やさしい言葉をかけてくれたのですが、
タンスの引き出しを開けた途端、態度が豹変。
「なんや、これは! たたみ方が違う!!」と言ったかと思うと、
やおら引き出しを引っ張り出し、その引き出しをひっくり返して、
綺麗にたたんでしまっていたTシャツをすべて畳の上にばらまいたのです!
この、異常な行動に私は絶句。呆気にとられて固まってしまいました。
そして夫は、ブツブツと独り言をいいながら、
自分のたたみ方ですべてのTシャツをたたみ直して片づけたのです。
そして、さっきまで怒りに満ちていたかと思えた夫の機嫌はすっかり直り、
夕食を普通に食べました。
この出来事があってから、結局私は別居するまでの間、
1度たりとも夫のTシャツをたたむことはありませんでした。
洗濯をして干すところまではやりますよ。 ハンガーからもはずします。
でも、たたまずに、乾いたTシャツを重ねて置いておき、
夫が自分で好きなようにたためる状態で放置しておくのです。
すると夫は私が「たたんでね」と言わなくても、文句も言わずにたたむわけです。
私は「たたんで文句を言われる」という不条理な状態から解放され、
「たたまなくてもよいのに怒られずに済む」という
嬉しい状態を増やすことになりました。意図することなく…。(笑)
ちなみに、家庭裁判所の家事調査官の方は、
「発達障害の方の話でよく聞くのは、
タオルのたたみ方にこだわりがあるということですね~」とおっしゃっていました。
うちの夫の場合は、タオルにはこだわりがなかったのですが、Tシャツが…。(笑)
皆さんのお宅でも、なにか似たようなことがおありなのでは?
こちらが相手に合わせて頑張るのではなく、
相手が機嫌よくやってくれることは任せてしまって、自分の仕事を減らすというのも、
カサンドラ状態を軽くするためにはよい方法かもしれませんね。
~つづく~
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